宝暦七年刊行の「祇園会細記」の北観音の條には、「左三ノ枝に尾長鳥有」と記されいる。
蔵で見つけた大昔の尾長鳥 北觀音山に携わってきた古い技術者さんに聞いてもこの鳥を見た事は無いそうだ。足を差し込む穴が2つ見える。指で摘まんでいる方がしっぽで左に首輪がある。しっぽはブリキで出来ていて、ほぼ直角に曲がった形に作られている。折れ曲がる角度から見てここから長い尾っぽが垂れ下がっていたのかも知れない。
北觀音山は2014年からカラフルな鳥に代わりました。何れにしても鶏では無く鳩でも無く尾の長い鳥と言う事です。 松建て作業中に「おながもうちょっと上向けて」と棟梁の声が飛んでいる。