7月19日の朝6時前に六角会全員がここに集まって来ます。つまり六角会の仕事始めです。
棟梁の挨拶 観音様に一礼 それから蔵出しが始まります
大きい蔵の手前にある観音様が祭られている蔵の扉を開きます。左には韋駄天さま
北觀音山関係者一同観音様に一礼
蔵の扉が開かれ部材を順番に運び出します
運び出された部材を所定の位置に並べます
その頃、立派な松の木が2本届きます。北観音山と南観音山の役員が集まってくじびきでどちらかの松を選びます。後ほど松建ての前に左下より二の枝の中程に尾長鳥が飾られます。
出来上がった櫓を一度倒します。そこに松を差し込んでからまた起こすのですが、倒して起こす作業は町内の人と一緒に引き綱を引いて建てて行きます。
櫓の下には山全体を支える石持が設置され、上には足場を取り付けて屋上の作業の準備と足場が屋根の役目をし夜露から櫓を守ります。ここまで出来たらもう完成間近 組み建ての１日目（７月１９日）はここまで
組み建て２日目（７月２０日）早朝から屋根が取り付けられ足場も撤去される
山全体の飾り付けが終わる頃、車輪（たま、木製の車輪） これは車輪を転がして車軸の近くまで持って行き山を少しだけ持ち上げて車軸に差し込む。これでやっと北觀音山が出来上がりました。